箱根湯本にある、ホテル仙景に行ってきました。
チェックイン14時、チェックアウト10時。
箱根で宿を探しても行きたい所は高くてなかなか見つからず、適当に探して見つけたのがここでした。
http://www.jalan.net/kuchikomi/YAD_336958.html
ここのクチコミで悪い評価がほとんど無かったのが決め手でした。
インターネットで予約。パンフレットを希望すると、周辺の地図と一緒に届きます。宿泊する数日前には、電話で確認があります。その時の応対は良かったです。

宿に到着すると、クチコミでもあったようにかなり建物に年季をを感じます。
入り口に車を停め、車を預けてチェックイン。
宿帳を記入すると、すぐに部屋に案内されます。部屋に行くまでに結構歩いたんですが、途中で電気を点けてない所があったり、段々と古さに不安になってきます。
部屋に着くと、部屋の中はそんなに古さを感じませんでした。
到着して少し経つと、案内係(60歳前後の女性)の方とは別の方(40代女性)が訪れお茶を煎れてくれます。お茶菓子は最中でした。
その時に挨拶と説明があります。世間話は相手の方からは進んでは話してこなかったです。最後に貴重品を預けるか聞かれるんですが、心配な方は必ず預けた方がいいです。理由は、部屋の鍵と金庫の鍵が一緒で、風呂場にも金庫がないからです。あとで考えたら、だからわざわざ聞かれたのかって思いましたし。

部屋の広さは、12、5畳+6畳+広縁(4畳くらい)+玄関やトイレなど(5畳くらい)なので、うぶやと同じくらいの広さでした。花はありません。眺望は山が見えるので、紅葉時期はきれいだと思います。
トイレは普通のウォシュレットの他に、男性用の便器もありました。
洗面台は1つで、バスタオルは部屋に置いてあります。
冷水は最初はありませんが、布団を敷く時に冷水の入ったポットがきます。部屋はきれいに掃除されていました。ただ畳や壁などはきれいですが、カーテンのよく手で掴む所が破けていました。
全部の部屋がそうじゃないでしょうが、他にもトイレの取っ手が下に引くと開かず、上にしなければ開かないなどもありました。

風呂は男女内湯が1つずつ、露天が男女で1つです。
露天は交替制で、夜か朝のどちらかになります。僕が泊まった時は、男の方が少なかったからなのか露天は朝でした。
内湯は外に一回出なければならず、寒い時はやや不便です。時間は夜が24時まで、朝が6時からです。温度は熱めで、かけ流しだと思います。泉質はナトリウム塩化物泉。お湯は無色透明ですが、肌はつるつるになります。カランは8個なので充分です。
露天は適温で、下に砂利がひいてあるので歩くと少し痛いです。カランは2個です。
内湯や露天は古さを感じませんでした。
部屋の風呂にも温泉がきてます。泉質は単純温泉。ただ、露天のカランと部屋風呂に共通してるんですが、冬はなかなかお湯が出ないようです。僕は3階の部屋でしたが、お湯になるのに5分くらいかかりました。露天は最上階(5階か6階)にあるので、何分かかるかわかりません。ちなみに10分くらい待っても、お湯はちょびちょびしか出ませんでした。

食事は朝も夜も部屋食です。夕食の時間は忘れました。

夕食は、懐石ではなく始めに8割くらい並べてしまって、その5分後に3品来ました。量は申し分ないです。味の方はクチコミではおいしいっていう方が多かったんですが、普通じゃないでしょうか。おいしいって思う物もありましたが、普通って思う物の割合が同じくらいだったので。温かい物は温かく出されますが、最初にほとんど並んでしまうので、急いで食べないと結局は冷めてしまいます。
フロントに食事が終わった事を伝えると、デザートが来ます。
そうそう、白ワインか赤ワインが好きな方を一本サービスです。
朝食は白いご飯がおいしかったです。おかずは普通ですね。ちょっとおかずの種類が寂しい様な気がします。

あと残念だったんですが、ご飯の茶碗に堅くなった米が残ってました。もちろん交換しましたが・・
時間は8時か8時30分です。
夕食時に読売新聞の夕刊、朝は朝日新聞、朝食時に毎日新聞が届きます。

精算は部屋でも出来るんですが、車の鍵をフロントに取りに行かなければならないので面倒なだけでした。フロントの応対は感じいいですよ。寒さで曇っていた車の窓ガラスを拭いてくれたりもしましたから。

泊まった感想は、部屋は広いし箱根の高い料金設定の宿の中では良心的な所じゃないでしょうか。
だけど、箱根に行ったらまた泊まりたいとまでは思えませんでした。
前日に泊まったうぶやが良すぎただけに、多少辛口になってるかも知れません。