〜越後長野温泉〜
新潟県の越後長野温泉 嵐渓荘に行ってきました。
いつも通り車で行ったんですが、地震の影響で片側通行だったり、大雨の影響で出来たばかりの国道が通行止めだったり・・辿り着くのにかなり苦労しましたが、道路には雪が全然無くてノーマルタイヤでも大丈夫でした。
宿の裏手?の駐車場に車を止め、荷物は館内まで自分で運びます。建物までは少し歩き、雪のせいで入り口がなかなか分からず途中違う所から入りそうになりましたが、TVを見ていたのでなんとか入り口までたどり着きました。
入り口には宿泊者の名前と県名が書いてあるんですが、僕以外に県外は1組だけで他は全部新潟県の人でした。やっぱり県外のお客はまだ戻ってこないのかなと思いつつ、中に入りました。
中に入るとフロントに誰もいなかったので、呼ぼうとしたらちょうど奥からご主人が出てきてくれました。宿帳はもうすでに書いてあったので確認だけします。インターネットで予約したからかも知れません。
(予約時に連絡は電話してはダメにしたのに、電話で来ました^^;)
「夕食の時間は6時ちょっと過ぎにして頂くと助かるんですが・・」「じゃ、それで」「貸切風呂は夕食が6時からなので、9時頃からがよろしいでしょうか・・?」「大丈夫です」
ちょっと強引の様な気もしますがこんな感じで時間を決め、係の物が来るまで少しお待ち下さいとの事。フロントの人たちはアットホームな感じでした。
5分くらい待ったかな・・50代の女性が来ました。
歩きながら館内の説明を受けるんですが、この女性、こっちが歩くの遅いのに1人でどんどん先に行ってしまいます・・・
一回だけならまだいいんですが、先に行って説明する場所で待って、また先に行っちゃって、次の説明する場所で待っての繰り返しでした。あと荷物は、僕が両手が塞がってるにも関わらず、3分の1くらい進んでから荷物お持ちしましょうか?って聞かれました。ただ説明は分かりやすかったし、悪い感じはしませんでした。
部屋へ着くと、浴衣の用意、お茶を煎れてくれ(お茶菓子は、確か饅頭)、その後挨拶がありました。世間話は何もなく、そのまま退室でした。
部屋にトイレが付いてたので、りんどう館に泊まったんですが改装してそんなに経たないらしく、部屋は古さを感じませんでした。
古く感じたのは広縁、入り口のドアと部屋への襖が開けづらかったくらいでしょうか。
トイレはウオシュレット。ちょっと狭いですが、便器が斜めになってて変わってました。あと便座が小さいような気がしました。
冷蔵庫は引っこ抜くタイプ。花は部屋の中にどこもありませんでした。部屋と金庫の鍵は一緒。
部屋の照明はリモコンで消せてとても便利です。部屋の片隅に炭が置いてありました。テレビの上にある照明はリモコンでは消せず、コンセントの上にあります。(わかりづらいです)
タオルは色違いですが、歯ブラシは同じ色でした。隣室の音は少し聞こえるくらいです。部屋は綺麗に掃除されていました。
風呂は内湯が1つ、露天が1つあります。
内湯は広さが充分、露天は3人くらいしか入れないのでちょっと狭いです。温度は温めになっていて、の〜んびり入っていられます。
お湯の質は最高ですよ! 入ってすぐ肌がつるつるになります。以前入った事がある、都幾川温泉のようでした。日帰りでも何でも一度は入ってみる価値があるんじゃないでしょうか?!
内湯のタイルは所々はげていたんですが、これも地震の影響でしょうか・・・
カランは8個あり充分です。
風呂から出た入り口の所で冷水が飲め、さらにちょっと先に行くと温泉が飲めます。温泉はしょっぱい昆布茶みたいな味です。
貸切風呂の方も入る前に庭園?があったり、雰囲気が良いです。
カランが2個有り、広い内湯と露天があるので無料なのにとても充実してます。残念なのは、もう1つの貸切風呂とつながってるらしく、隣の声が聞こえる事。あと、内湯も露天も吸い込み口の音が大きく、ちょっと気になりました。
食事は、部屋の近くの中宴会場でした。しきりが薄い壁なので、隣がいると会話が少し聞こえます。
料理は最初にある程度並べられていて、後から少しずつ出てくる準懐石でした。温かい物は温かく食べられるし、持ってくるタイミングもほとんどちょうど良かったです。
係は30代くらいの女性で、笑顔で丁寧に説明をしてくれますが、進んで世間話はしてきませんでした。
烏龍茶を頼んだんですけど、そのままおいて行ってしまったので、栓を開けて注いでってくれると良かったです。
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前菜 |
鯉の洗い |
イワナ塩焼き |
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ぜんまい一本煮、ワラビおひたし |
地鶏鍋 |
自然薯、揚げ物(ふぐ、蓮根etc) |
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牛肉石焼 |
カボチャグラタン |
鮭ご飯、お吸い物、水菓子 |
味の方は、始めに並んだ料理を抜かすとおいしいと思います(山菜はそんなに好きじゃないので)。特においしく思ったのは、イワナの塩焼き(骨まで食べました)、鮭といくらのご飯、朝食のおかゆです。
肉の石焼きは、肉がくっついちゃって焼きづらいし、石を一回使うともうよく焼けないのでちょっと面倒です。肉の質は良かったので、よく焼けないからもったいなかったです。肉は3こありました。
鯉のあらいは苦手なので、2つだけ食べて残りは連れにあげました。鯉の洗いは6切れありました。
量はかなり多かったです。だけど、鮭といくらのご飯おいしかったのでお代わりしたかったなぁ。。。
太夫さんの報告を見て、お代わり出来るのを知りました。残念。
食事が終わったら、フロントに連絡しなくてOKでそのまま部屋に戻れます。
部屋に戻ると、布団が敷いてあり、冷水がおいてあります。
朝食も同じ会場でした。
名物のおかゆがおいしかったです。白い飯は普通でした。朝から種類も多いし、朝食は充実してる宿だと思います。
おしぼりが無かったので、朝もおしぼりがあれば良かったです。
ここの宿は、とにかく風呂が良かったです!! 何回もしばらく入ってました。温度は温めですが、入った後も体がしばらくぽかぽかしてます。
秘湯っぽい宿は万座温泉ホテルくらいしか行った事無いのですが、そこの料理と比べると味も断然おいしいです。
秘湯を守る会の宿の中でも人気が高いのも納得です。
新潟に早くお客が戻ってくれればいいなと思います。
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hideさんが嵐渓荘を再訪されました。
その時の様子をレポートして頂きました。
旅館には15:40頃到着。
前回は5分くらい待たされた部屋への案内は、今回はほとんど待つことなく案内されました。2回目なので、館内の説明はありませんでした。2回目に行くと説明が無い分無言で歩き続ける事になるので、ほとんどの旅館は何かしら話しかけてきますが、世間話はありませんでした。
部屋に着くと浴衣のサイズを聞かれますが、身長175cm以上の人は特大にしましょう。大だと小さいです。
浴衣のサイズって旅館によって変わるから不思議です。
部屋と風呂はどちらも綺麗に掃除されていました。あと前回地震でタイルが少し禿げていたのですが、それは直っていました。貸切は石湯と深湯に入りました。深湯の吸い込み口の音は変わっていませんでした。同じく石湯の吸い込み口の音もしますが、深湯ほどではありません。
夕食は、前回は特においしいと思わなかった、わらびとぜんまいがおいしかったです。今回のは、わらびもぜんまいも瑞々しかったです。代わりに、焼き魚が少し固かったですが。
ここで夕食係の方に一言。
その日は団体客がいたせいか、料理が結構早めに運ばれてきました。それで最初に部屋に忘れ物をして、取りに行った分食べるのが遅れていました。その後料理は進み・・・
洋皿の前の料理と洋皿を持ってくるまでに30分位ありました。洋皿お持ちしましたと料理を並べて、出た言葉が、
「これなら、ご飯をお持ちしちゃってよろしいでしょうかね。」
僕は耳が悪いので、
「食べるのが遅いから、わざと料理を持ってこなかったんです」と言ってるように聞こえてしまいますw
今回はこんな感じでした。もちろん全従業員が悪いとは言いません。
ここのご主人は親切ですし、朝食係のメガネのおばちゃんは感じいいですし、フロントには3・40代位のめちゃくちゃフレンドリーな男性もいます。ただ、良い従業員と悪い従業員の差が激しすぎます。
お客は県外からも結構入っていたし、これからも新潟のみなさんにはがんばってもらいたいものです。
ちょっと辛口レポでしたが、この他にも予約の確認の電話が22時にかかってきたり、折り返しの連絡を下さいと言ったにもかかわらず、連絡したら「何でしたっけ?」と言われたりと、ひっかかるところがあったようです。
素敵な宿なだけに一部の従業員のせいでイメージが悪くなってしまうのはとても残念に思います。
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