実はここに泊まることになったのには深いわけが・・・
本当は中伊豆の某公共の宿に予約を入れていたのですが、当日行ってみると向こうのミスで予約が入っていなかったんです。それで急遽手配してもらったのがここ、たつた旅館です。公共の宿の値段で旅館に泊まることが出来たのでちょっと得した気分でした。

温泉名 湯ヶ島温泉
泉質 含芒硝石膏泉
お風呂の数 内湯1・露天風呂1
区分 宿泊
宿泊料金 \10000〜
住所 田方郡天城湯ヶ島347
TEL 0558-85-0511

フロントは明るい感じで、受付の男性もとても感じが良かったです。
しかし全体的にちょっと古びた感じの宿。部屋も年季が入ってる感じです。娯楽施設とかもあったのですが、閉鎖されていました。夜になると宿泊客が少ないせいか、ちょっと怖かった。

早速お風呂に入ることにしました。
お風呂は男女別に内風呂と露天風呂が一つづつあります。
10人位は入れる大きさ。露天風呂は庭園風で情緒があります。ただ、行ったのが夏場だったせいか、巨大な蛾が何匹もいたのはかなり怖かった。シャワーを手に戦いを挑んだのですが、あえなく敗退…
その他に無料の貸切風呂があります。総檜作りの樽風呂、本当にお風呂から床から全て檜作りでした。ほんのりと檜の香りが漂います。お風呂もけっこう大きくてゆったりと入れました。両方とも炭シャンプー、アロエ塩完備!お湯は毎日交換しているとのこと。

食事ですが、朝夕ともに部屋食です。料理のレベルとしては値段相応でしょう。
夕食時には、サービスで「カッポ酒」なるものがつきました。
竹の筒にお酒が入っていて竹のお猪口でいただきます。カッポ酒の由来はお酒をお猪口に注ぐときにカッポカッポと音がするところからだそう。けっこう気に入りました。
ボリュームも満点!部屋にあるテーブルがお皿で見えなくなってしまう程。

全体的にはけっこう良かったのですが、部屋を担当してくれた女性がハズレでした。
話す時はタメ口だし、朝なんてノックしたと同時にズカズカと部屋に入ってきて爆睡していた私はかなり驚きました。
極めつけは夕食のエビに虫がついていたので、それを言ったら「違うじゃないの〜!本当に虫かと思ってびっくりしたわよ〜!」なんて軽く流されてしまった。
けど、食い下がったら渋々交換してくれました。
あれは絶対に虫だった!もし、違ったとしても普通こんなこと言いませんよね。本当に腹が立ちました。

けど、夕食後に板前さんからさっきのお詫びということでフルーツの盛り合わせとおにぎりを届けてくれました。ラッキー!
あの人以外は感じがいいのに・・・なんかそれだけで嫌な印象がついてしまいました。

今回は色々なアクシデントに見まわれましたが通常の宿泊料金を考えると満足のいくものだと思います。