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草津ハイランドホテルは、草津の温泉街からはちょっと離れているけど、旅館のすぐ裏に西の河原公園があり、散歩がてら歩いて行くことができるのと、併設されて草津温泉館があり、宿泊者は無料で利用できるというのが魅力の宿。

ＧＷに草津へ行くというちょっと無謀な計画だったのですが、直前に決まったせいか、どこも満室で、唯一空いていたのがここでした。値段は連休の草津にしては破格の１５０００円。

建物はけっこう年季が入ってる感じ。フロントの男性や荷物を運んでくれた女性など、従業員の方々はとても感じがよかったです。
案内された部屋もやはり古〜い感じでした。綺麗に掃除はしてあるとは思いますが、じゅうたんに飲み物をこぼしたらしき大きなシミがあったりして、あまり清潔感が感じられませんでした。せめてシミつきのじゅうたんや破れた障子ぐらいなんとかしようよ！まぁしょうがないかな・・・

■草津ハイランドホテル外観

ここの魅力は立寄り温泉施設、草津温泉館のお風呂にも入ることが出来るということ。草津温泉館についてはまた別に紹介していますので、それを読んでくださいね♪
草津ハイランドホテル自体のお風呂は内湯が１つのみとなります。旅行会社のパンフレットを見るといい感じの露天風呂がうつっていますが、実はこれ、草津温泉館の写真なんです。間違わないように注意してくださいね。

内湯ははっきり言ってやられた！って感じです。
とにかくボロイ。しかも鄙びた雰囲気とはまた違うんですよね〜。そこらじゅう黒カビだらけで、めちゃめちゃ古い銭湯みたいな感じ。カランはシャワー無しのもの、1ヶ所だけ立って浴びるタイプのシャワーがありました。
一応温泉旅館を謳っているのならもうちょい考えたほうがいいんじゃないかと思いました。
ただ、さすが草津だけあって湯量は豊富。お湯も掛け流しで浴槽の縁からはお湯は常にあふれています。泉質も酸性だけあって入るとどことなくぴりぴりします。
お湯だけを楽しむのならいいのかもしれないですが…

■夕食

さてゴハンですが、夕食は食事処でいただきます。食事処とはいえ部屋ごとに襖で仕切られている個室になっているので周りを気にせず食事をすることができます。ボリュームもそこそこありました。中でもりんごをくりぬいて、その中にシャーベットが入ったデザートは面白かったです。ただ、焼き魚は冷たく堅いし、天ぷらも冷えていました。暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく出してもらいたいです。

朝食はバイキング形式。和食のみになっていて、しかも品数が少なかったですし、やはり料理はほとんどが冷え切っていてあまり食べる気になりませんでした。肉類などもう少し元気が出そうな食べ物を充実させてくれればなぁなんて思いました。

草津ってお湯はいいけど食事が…ってよく言いますが、ここはその典型的なところだと思いました。ただ値段がとても安いので、値段をとるか快適さをとるかというところでしょうか…

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草津ハイランドホテルの隣にある同系列の日帰り温泉施設。草津ハイランドホテルに宿泊すると無料で利用することができます。

草津ハイランドホテルから直通の廊下があり、そのまま行くことができます。宿泊者は浴衣を着て行くと無料になります。もちろん、メインは日帰り入浴者です。

なかなか近代的な外観。そして館内もよくある温泉施設といった感じです。
ここはお湯をなんと一日に２回入れ替えているそうです。なんという贅沢な！さすが湯処草津ですね。
お湯は無色透明で、入るとちょっとぴりぴりします。

内湯は３つあります。ベーシックで、はじっこがジャグジーになっているお風呂が一つ、後の２つは、ちょっと熱めのお湯と他よりも深い浴槽の「源の湯」、ちょっとぬるめのお湯の「憩いの湯」があります。露天風呂は一つですが、小さな洞窟がついています。この洞窟は大体３人くらい入るといっぱいになってしまいますが、蒸し風呂とのダブル効果で体全体がぽかぽかしてきます。
洗い場がけっこう多い上に一人一人仕切られているので周りを気にすることなく使用できたのが良かったです。

お風呂上りには休憩スペースもあり、小さなビアレストランも併設されているのでけっこうのんびりと過ごすことができます。
内湯めぐりなどをした後、最後に髪を洗ったりするのならここはオススメです。情緒を楽しむことはできませんが設備が整っているし、お湯は新鮮でいいし、さすが草津の温泉施設って感じでした。