今世間を賑わせている温泉問題。この問題の発端になったのが、ココ白骨温泉野天風呂でした。このレポートは休業前に訪れた際のものです。私が入ったときも入浴剤が…と思うとなんだか微妙な気分になってしまいますが、個人的には復活してもらいたいなと思っています。
頑張れ!白骨温泉!!

「白骨温泉」と聞くとなんかちょっと不気味に感じてしまう方が多いと思うのですが…

温泉名 白骨温泉
泉質 単純硫化水素泉
お風呂の数 露天風呂1
区分 日帰り
料金 \500
住所 長野県安曇郡安曇村白骨
TEL 0263-93-3251(白骨温泉案内処)

実は私もはじめに聞いたときは、なんてヘンな名前だろうと思いました。
読みかたは「シラホネオンセン」といいます。どうしてこのような名前なのかというと、昔は、白船(シラフネ)と呼ばれていたそうですが、中里介山の小説「大菩薩峠」の中の「白骨の巻」の中で白骨と呼ばれたことからこの温泉が一躍有名になり小説に記された「白骨温泉」がそのまま一般通称となったとのことです。

■入り口。行きはよいよい帰りはこわい

入り口からかなり下ったところに露天風呂はあります。行きはいいんですが、お風呂に入って体力を消耗した帰りはちょっぴり辛いです。
しかし、途中の道は緑がいっぱいでとても気分がいいです。私の行った時はちょうど紅葉時期だったので紅葉した木々をみながらのんびりと歩きました。
料金は¥500。
営業時間は10:00〜16:00だそうです。

降りたところに入り口がまたあって、ここでお金を払って男女別々のお風呂に入ります。ちょっとした休憩所もあったりしますが、狭いので混雑時はあまりゆっくりはできません。

■上から失礼してパチリ。かなり下るでしょ

白骨温泉というだけあって、イメージどおりの真っ白なお湯で、しかも、サラリとした優しい感じの浴感でした。肌が弱めの私は白い硫黄泉が苦手で、入ると必ずお湯負けしちゃうのですがここのお湯は大丈夫でした(今思うとお湯負けしなかった原因が…)
お風呂の周りも緑がいっぱいで、とても綺麗でした。見えないけれどすぐそばに川も流れているので、川のせせらぎを聞きながら入浴できます。
しかし、有名なだけあって、かなり混んでいて、芋洗い状態。湯船に入るにも待ってないといけないほどでした。もうちょっとゆっくり楽しみたかったなぁ。