大沢温泉

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岩手県花巻市湯口字大沢181　TEL 0198-25-2021

念願の大沢温泉自炊部に宿泊しました。
大沢温泉のある花巻温泉郷は花巻温泉や台温泉、鉛温泉など沢山の温泉が点在している岩手南部の魅力的なスポットです。
そんな中ココ、大沢温泉は温泉好きの人ならみんな知っているだろう有名な温泉。
宮沢賢治、高村光太郎も愛した宿だそうです。

宿泊棟は一番新しい「山水閣」、
萱葺き屋根がとても風情のある「菊水館」
そして、「自炊部」と３つあります。
それぞれ受付は独立していますが、館内は通路で行き来することが出来ます。
ただ、山水閣については他の棟の宿泊客は立ち入り禁止、お風呂も山水閣専用の浴場が1ヶ所あります。

受付は昔ながらの帳場で行ないます。
帳場の横には小さな休憩スペースがありました。
ココは旅館でいうところのロビーなのかな。
古い箪笥と小さなテーブルがならんでいる雰囲気の良いスペース。ここは立寄り入浴をされた方の休憩場所ともなっていました。

受付を済ますと、宿の方が親切にも部屋まで案内してくれます。
途中、館内の説明もして頂きました。

館内は小さなお店があり、食べ物や日用品が販売されています。自炊をされる方はここで食料を調達するんですね。

他にも自炊部のシンボル、調理場があります。コイン式のガスコンロなんかがあったりと見ているだけワクワクします。

自炊部というとあまり綺麗なイメージはなかったのですが、どこも掃除が行き届いているし、床なんてピッカピカに磨きこまれていてとても気分良く過ごす事が出来ました。

ちょっと画像が斜めになっていますが、ここは宿泊棟の通路。
障子の奥が部屋になっています。
鍵はないので貴重品等は帳場で預かってもらいます。

ココがお部屋です。
おばあちゃんの家のお部屋のような雰囲気。
意外にもテレビがありました！！
良く考えたら逗留される方はテレビがないと暇ですよね･･･
隣のお部屋とは障子一枚なので、夜は騒がないように注意しましょう(^^ゞ

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大沢温泉のメインはやっぱり温泉。
ph9.2のお湯はトロトロでヌルヌル♪まさに美人の湯なのです。
体にまとわり付くようなヌルヌル感でお湯が体にどんどん浸透していくような錯覚に陥りました。
初めて入ったときは｢あれ？石鹸落ちてないかな？｣と思った程。
お風呂上りも体がしっとりツルツル、よく言う美容液のような温泉とはこのことを言うんだなぁと実感したくらいです！

お風呂は全ての棟に併設されていて、山水閣の1ヶ所を除いて自由に行き来することが出来ます。

ココは自炊部｢薬師の湯」。
シンプルな浴槽が２つのみでシャワーもありません。
タイル張りのレトロな雰囲気が楽しめます。

こちらは自炊部露天風呂「大沢の湯」
大沢温泉というとこの露天風呂が有名ですよね。開放感があってとても気持ちのいいお風呂です。

しかし、ここは混浴でいつでも人がいっぱい、しかもお湯が透明なので女性が入るにはちょっと厳しい状況です。とはいえ数年前に女性専用の脱衣所も新設されたので以前に比べたら随分入りやすくなりました。
脱衣所から湯船までもそんなに離れてないので頑張れば女性でも入れますよ(^-^*)/

自炊部以外には橋を渡った先にある菊水館にある木造りの心地良い半露天風呂｢南部の湯」
山水閣の大きな半露天風呂｢豊沢の湯｣に入ることが出来ます。
豊沢の湯はさすが山水閣併設だけあって墨シャンプーもあったりと女性には嬉しいお風呂、ここで体や髪の毛を洗いました。

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自炊部はゴハンがつきません。
なので、調理場で自炊するも良し、売店で何か買うのも良し、
館内には食事処もあるので、そこで食べることも出来ます。
調理場では全て自分で作る事も出来るし、炊き出しコーナーがあるのでおかずだけ作ってご飯とお味噌汁のみ購入することも出来ます。

今回は館内にある食事処「やはぎ」へ皆で行く事にしました。
普通の和定食屋さんという雰囲気、出来立ての熱々を運んでくれます。
ボリュームもけっこうあるので満足出来ました☆

食後はお部屋で酒盛りタイム！？
これは私が飲んだ岩手の地ビール「銀河高原ビール」
フルーティーな味わいで私にとっては飲みやすいビールでした♪

ヌルヌルのいいお湯と、歩くとミシミシ言っちゃう木造の館内は雰囲気があるし、
従業員の方々がとても丁寧なのも好感が持てました。同じ湯治客の皆さんも感じが良く、すっかりこの独特な雰囲気にハマってしまいました。
時間があればしばらくのんびりと宿泊したいと思う素敵な宿でした。

※このレポの画像の一部は｢岩手徒然草｣のわんわんさんからお借りしました。
わんわんさん、ありがとうございますm(_ _)m
わんわんさんの大沢温泉レポは【コチラ】
雪化粧した素敵な大沢温泉の画像がありますよ☆