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湯河原温泉 海石榴 【前編】
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〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上776
TEL:0465-63-3333
【後編はコチラ】 |
神奈川県の湯河原温泉 京風懐石 海石榴に行ってきました。
予約はインターネット予約で、お得な日に泊まる特別プランで予約しました。料金は45,300円→36,900円でした。
さて、海石榴はポルポさんのところでもお馴染みの太夫さんも訪れている宿です。
太夫さんの事前情報だと、部屋は2階なのに1階のようになっているとか、玄関で手をついた女性が何人かいるとかの情報がありました。
宿に到着したのは、14:05頃。
(イン14:30 アウト10:30)
ふくやほどはないけど割と急な坂を20〜30mほど上がると海石榴の門が見えました。
目の前には門、左手には駐車場があります。
門をくぐり抜けて玄関前に車を止めると、中から年配の男性従業員が出てきました。車はそのままで、荷物を少し持ってもらって中に。
中に入り、10mほど進むと靴を脱ぐ場所があります。
太夫さんの情報では、ここに手をついた女性が待っているとのことでしたが・・・誰もいませんでした^^;
靴を脱いでそのままお上がり下さいとその男性に言われとりあえず上がったのですが、本当に誰もいません。
フロントを見ても誰もいなくて、どうすればいいのか分からないので、とりあえずロビーの入り口辺りで立ち往生。
5秒ほど経つと通路の方から黒い着物を着た40代くらいの女性が現れ、お好きなところにお座り下さいと。
暖かそうな窓際の禁煙席に座ると、今お茶の用意をしますと言われました。
水色っぽい着物を着た20代の女性が抹茶とお菓子を持ってきました。
抹茶とお菓子が来るまで5分程待ったでしょうか。
その間、窓ガラスを見てみたら、ガラスの予想以上の汚さにガッカリ・・・
1泊3万以上出してここまで汚れていたのは初めてなので。
と言っても、下が池になっているので掃除がやりにくいとかの事情は分かりましたが。
あと、写真を見ても分かるとおり、日光が当たらなければそれほど汚れは目立ちません。
日光が当たると汚れがかなり目立つのは万葉亭と同じですね。
ただ、万葉亭は単なる洗剤の汚れ、海石榴は本当の汚れでしたが・・
抹茶を飲み終えたので、すぐに案内されるのかと思いましたが、飲み終わってからも5分程待ちました。
(あまりにも最初から対応がおかしいので、もしかしたらチェックイン時間より早すぎるのかな?って疑問に思いました)
案内は、先程の黒い着物を着た女性。
最初に大浴場の説明などを受けた後、部屋に向かうわけですが・・・
詳しくは書けませんが、部屋へ向かう時の案内の仕方にこれまた少しガッカリです。
もうちょっとこちらの立場に立った案内をしてもらいたかったです。
部屋は最初325の初嵐に案内されました。(ここは2階でも池が無い部屋です)
案内した方の話だと、部屋の名前は全部海石榴の種類なんだそうです。
その後はうろ覚えですが、確か直接来たのか?って聞かれて、箱根の方で泊まってたっていう話になっていって、太夫さんに聞いてた話と結構違ったので質問してみました。
チェックインは14時からで良かったんですよね?って。すると、いえ、14:30からなんです。と・・
こう言われたので、実は知り合いに14時過ぎに入れば入り口で手をついて女性が待ってるような話を聞いていたけど、来たのが早すぎたからダメだったのか聞いてみました。
その時の返事は、普段だったら14時でもやってるが、ここのところ毎日満室で今日やっとお客が減ったため、休暇を取る従業員が多くてそういう挨拶が出来なかったんだそう。ふーんまあいいかって思ったけど、ついでなので知り合いが泊まった時は、2階なのに池があって、まるで1階にいるみたいだったって言う話をしてみました。その回答は、予約の時に言って下されば、そういう部屋もお取り出来たとの返事でした。
まあ部屋の指定が出来ないお得プランだし、別に気にしていなかったのですが・・・
その後、浴衣のサイズ合わせで一旦退室。
戻ってきて、ここより広い部屋で露天風呂付客室にキャンセルがたまたま出たので、+○千円で特別に変更致しますがどうですか?と。
で、連れと少し相談した結果、部屋を変えることにしました。
続けて連れてこられたのは、328の歌枕というお部屋。
そして、黒い着物を着た女性は退室。
少し経つと、今度は水色の着物を着た若い女性が訪れました。(お茶を持ってきた方とは別です)
部屋が変わったから係も変わったのかな?と思って聞いてみると、さっきの黒い着物を着た方が副女将だったそう。
若い女性は挨拶とお茶煎れ、説明や夕食の時間を決めたり、少し雑談した後に退室。
◆部屋 100点
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部屋の広さは12畳+2畳分くらいの床の間+8畳のベッドルーム+6畳くらいの踏み込み。
さらに露天風呂やシャワールームなどもあり、ベランダまで付いていてかなり広かったです。
トイレはウオシュレットでやや狭めかな。
最初案内された325のトイレはめちゃくちゃ広かっただけに余計にそう感じました。
洗面は1つで、バスローブなども揃ってました。
部屋の露天風呂は、温泉です。
325の内湯などは温泉ではないのですが、露天風呂付の部屋は温泉なんだそうです。
湯船の大きさは2人がちょうど足を伸ばして入れるくらいの広さでした。
花はトイレと床の間に飾られていました。
新聞は夕刊も朝刊も自分で選べました。
眺望は池の端っこの方の部屋なので、鯉を見ることは出来ませんでした。眺め自体は普通かな。
防音は最高でした。
周りに人がいたかどうか分からないけど、周りの音は一切聞こえませんでした。
すごく広い部屋でした。
通常料金は約55,000円の部屋で、それがお得に泊まれたので大満足でした。
ここは去年の11月にリニューアルしたばかりの部屋ということで、全体的に新しかったです。
たぶんベランダや露天風呂、ベッドルーム辺りをリニューアルしたのかな。
ベッドルームの壁は遠くから見ると漆喰っぽいけど、近くで見ると和紙っぽかったかな。(クロスだけど)
あとリニューアルはしたけど、冷蔵庫は古めだったり、肘掛けにクッションが付いてなかったり、
段差が結構多かったり、入り口扉の防火扉などは古く感じたかな。
まあどれもそれほど気にするようなことじゃないけど、自分は入り口の防火扉がなんか嫌だったなぁ・・・
やっぱり部屋は、新しい感じなら仙寿庵、古い感じなら俵屋かなぁ。
点数は100点にしたけど、それは事情があって料金に対してかなりお得になったからで、
もし最初の部屋のままなら90点だったかな。
◆風呂 95点
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男女交代は無く、24時間入れると思いましたが、翌朝の9:30頃に清掃に入ると思います。
内湯が1つと露天が1つにサウナ付き。
内湯は何人も入れる広さで、とにかく大きかった。
露天風呂は足を伸ばして、5人くらい入れる広さかな。
庭には何かの花も咲いてたし、遠くの山が見えたり、壁はあったけど開放感がありました。
ただ、残念なことにロビー同様、大浴場のガラスも汚いんですよね・・・
やっぱりこれにはがっかりだなぁ。
ふきやとかはそんなに汚れてないと思ったから、温泉が原因じゃないはず。
カランは8個で、ややシャワーの勢いが弱いかもしれません。
シャンプー類は、もちろん?資生堂のツバキでした。
お湯は、結構よかったです。
湯河原のお湯は、やさしいお湯で気持ちいいです。
結構つるつるしたし、ふくやよりもお湯はいいようです。
脱衣所の広さはやや狭いかな。
脱衣籠のスペースがあまり無くて、一度にまとまって出た4人と新しく入ってきた2人でもうスペースがありませんでした。
タオルは2種類が常備、バスタオルも常備です。
冷水機もありました。
湯船自体には何の不満もありませんでした。
気になるのはガラスですかね。
ロビーもそうだけど、なんでもっときれいにしておかないんだろ。
あとシャワーの勢いがやや弱かったり(最低1箇所お湯にならない所もあった)、脱衣所が狭かったりは古いから仕方ないのかな。
副女将は空いてるって言ってたけど、15:30頃が5人、7:30が7人と結構人がいました。
高級旅館では、大浴場にこれだけ人がいるのは珍しいです。
風呂の帰りにビールのサービスをしてるって言ってたけど、ビールは飲まないので素通りしようと思いました。
その際に従業員に声を掛けられ、ビールは飲まないと言うと、お茶と梅ゼリーを出してくれました。
なんか後ろに居た客がこのゼリー、おいしい!って言って食べてたけど、佳松とかのゼリーの方がおいしいので・・・
風呂場に人が結構居たので、気になって全部で何室くらいあるんですか?って聞いてみると、全27室との事でした。
ところが部屋に戻って、雑誌の海石榴のページを見ていたら、全29室。あれ?
部屋係の女性に聞くと、やっぱり全29室でした。
5時にお茶煎れに係の方が訪れました。
館内
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これがまあ難しいところなんだけど・・・
ここってかなり広くて、風呂に行くまでがかなり遠いので少し面倒だった。
茶寮宗園も大浴場がかなり離れたところにあったけど、ボイラーの音とかを気にしてるのかな?
まあそれはいいとして、ここはかなり館内が変わってるんですよね。
BARみたいなところは今風のモダンな感じだし、部屋前の廊下は古い感じだったり、
ロビーや売店辺りはその中間だし、ラウンジ?(ビールを飲むところ)は洋風っぽい感じだったかな。
と言うわけで、ばらばらだから統一感が無いけど、色々楽しめるのがいいところかな。
だから行く人の好みになるかな。
僕はどっちかって言うと、統一してあった方がいいからなぁ。
通路などは、茶寮宗園か仙寿庵が良かった。
【後編につづく】
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