|
岩室温泉 ゆめや (前編)
----------------------------------------------
〒953-0104 新潟県新潟市岩室温泉
TEL:0256-82-5151(代)/FAX:0256-82-5153
【ゆめや 後編に続く】
|
新潟県の岩室温泉 著莪の里 ゆめやに行ってきました。
予約は電話で予約。
若い女性でしたが、感じが良かったです。
泊まる前日にまた連絡があって、泊まる日から急に寒くなるので、上着を必ずお持ち下さいとの事でした。
料金は2人で31,650円です。
ただここの場合は、宿のオフィシャルを見れば分かりますが、料金を自分流に細かく分けることが出来ます。
ちょっと事情があって、予定していた時間よりも3時間ほど遅くなり、宿に行く前にどこにも行けませんでした。
宿の付近に到着した時間は14:40分頃。
ただ近くに着いてから結構苦労しました。
ナビを見ると宿に向かう道がどれもかなり細かったので一旦通り過ぎ、200〜300mほど先に行ってUターンしました。
で、戻ってきた時に看板があった最初の所を曲がったのですが、最初は事務所の裏に行ってしまい、
次にそれっぽい所はボイラーが置いてある所?に行ってしまい、そこにいた男性に聞いてあと少し先だと分かりました。
ただその正しい入り口も、看板のような物は無かった気がするので、聞いていなかったら結構分かりづらかったかも。
それに道が車一台分しか通れないのも苦労するし、結局10分くらいうろうろしていたかもしれません。
砂利道を少し進んで、舗装されたちょっと拓けた所が駐車場です。
到着したけど、従業員がなかなか来ないなと思っていたら、少しして奥から走って従業員が来ました。
(ここは小さな門?のそばに鳥の巣に使われるような木箱があって、そこにカメラがあります)
駐車場から館内までは少し距離(30〜40m)があり、さらに中に入ってからも帳場まで少しあるので、時間が掛かるみたいです。
やってきた従業員は20代の女性です。
荷物を持とうとしたり、笑顔で説明したり、感じは良かったのですが、結構長い距離を歩いても世間話はありませんでした。
|
館内に入ると靴を脱ぎますが、スリッパのような物はなく、素足で移動します。
(希望があればスリッパを用意するそうです。部屋にそういう説明がありました。)
歩いていると、あまり似てないかもしれませんが、雰囲気はかわせみに似てました。 |
まずはロビーに通され、いちじくの甘露煮にヨーグルトが掛かった物が出ました。
次に飲み物が3種類の物から選べ、何かと、生姜紅茶と、赤ワインの黒酢割りが選べます。
それらを頂きながら、宿帳記入と言うか、ゆめや友の会の入会書?を書きました。
と言っても、いつもの名前や住所の他に、入会するかどうか○を付けるだけです。入会すれば、何かの案内が届くそうです。
記入が終われば、部屋への案内。
僕の部屋は207の蛍という部屋でした。
中に入ると部屋のちょっとした説明や夕食の食事時間、嫌いな物が無いかなどを聞かれ、その後退室。
■部屋 100点
------------------------------------------------------------------------
広さは10畳+化粧室+3畳くらいの広縁。
踏み込みやトイレもかなり広く、風呂や洗面にしても広めなので、トータルの広さは結構あります。
風呂は檜の浴槽ですが、
温泉ではありません。
|
|
□トイレはウオシュレット。 |
□アメニティーの量は普通です。 |
|
|
|
□翌朝の新聞は何種類の中から選べます。 |
□花は椿です。
僕は別に花に詳しくはないので、最初見た時は造花に見えてしまいましたが、本物でした。
スポットライトが当たっていて、他に踏み込みのうさぎの所と椿とは反対側の箱にも当たっています。 |
□こちらはお香
左の写真の椿の写真の左下に写っているのがコレ |
掃除は部屋に限ったことではないのですが、本当に行き届いていました。
眺望はちょうど紅葉の時期だったので、紅葉が赤と黄色でかなり良かったです。ただ、紅葉じゃないとこの部屋はそれほど良くはないかもしれません。
防音は、下も隣もいなかったので良く分からないのですが、居たとしてもそれほどうるさくはならないと思います。
部屋同士が隣接している訳じゃなく、俵屋のようにばらばらになっているので。でもボイラーの音?が少しだけ聞こえました。自分がほとんど気にならずに眠れるので、まあ普通の人は気にならないと思います。
ここは1988年に出来たとのことです。
広縁のガラスの縁を見るとそれ以上昔のような気がしますが、初めからそういう風に作ったのかもしれません。
だからそんな感じなので、高級感のような物はそれほどありません。
でも僕の場合、少しの高級感と機能性・快適性なので、この部屋は僕にぴったりでした。
あと100点にしたのはもみじが本当にきれいだったからなので、別の時期だったら95点にしてたと思います。
枕はそばか羽毛を選べます。
布団は分厚くて、俵屋の物と同じくらい厚かったかなぁ。
俵屋は部屋自体が保温に優れていて暑かったのですが(行ったのは2月)、ゆめやの部屋は保温に優れていないのでちょうど良かったです。
だから部屋自体は結構寒くなります。
布団の他に新しい浴衣とカモミールティーと冷水、明日の天気予報が届きます。
浴衣の所にパジャマも最初から置いてあります。
■風呂 85点
------------------------------------------------------------------------
|
時間は到着時から24時までで、朝は6時から10時30分まで。
男女交替無し。 内湯が木の造りで、露天が岩。
広さは、内湯が8人くらい、露天が4人くらいなので、全10室だから十分です。
カランは6個あり、間隔が狭めですが、他のお客にはあまり会わないのでこれも問題ないです。
お湯は内湯はほとんどつるつるせず。露天が少しつるつるして、硫黄臭がします。
内湯がほとんどつるつるしないので聞いてみたら、内湯は温泉ではないそうです。 |
|
露天の方は竹筒が2本あって、片方のお湯の少ない方が温泉です。
割合にすると7:1くらいなので、
温泉濃度は10〜20%位でしょうか。
でもそれでも少しつるつるするので、薄めなければ相当濃いお湯なのかも。
それと温泉は注ぎ口を触ってもそれほど熱くはないから、この分量になるのかもしれないので、夏に行けばもしかしたらもう少し濃くなるかも。
内湯の方も温泉の匂いがわずかにするのですが、風通しが良いので、露天の方の匂いが来るのだと思います。
だけどそれが為に、冬は内湯でも日によっては結構寒いと思います。
シャンプー類は写真を参考にして下さい。
部屋風呂と大浴場は同じ物が置いてあります。
脱衣所は鍵のロッカーがあり、タオル・バスタオルが常備。
タオル・バスタオルに暖房があたるようになっていて、温かいです。
足ふきマットも10個くらい積んであり、もしびしょびしょなら自分で変えることが出来ます。
でもここは従業員がこまめにチェックしてくれているようなので、そういうことをする必要は無いかも。
あとこの風呂は別棟にあり、通路を通るのですが、すきま風が入っていて少し寒いです。
その冷えた体を暖めるのに、ワゴンで飲み物が置いてある場所に暖房も備わっていました。
飲み物は常温水と冷水しかなかったのですが、朝食前だけ、色々な物がありました。
左の写真右下の赤い物はトマトジュース。
ここの風呂は値段を考えれば、不満に思う人も結構いるかもしれません。
内湯は温泉じゃないし、造りもそれほどいいとは思えないので。
朝食前に露天に入った時に風で揺れた葉っぱの音や鳥のさえずりが心地よかったから5点上げてあるので、
それが無ければ80点にしてました。
【ゆめや 後編に続く】
|