岩室温泉 ゆめや (後編)
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〒953-0104 新潟県新潟市岩室温泉
TEL:0256-82-5151(代)/FAX:0256-82-5153


【ゆめや 前編】



■夕食 95点
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部屋食。
食事時間は17:30から確か30分単位。
運び方は最初から最後まで一品出し。
料理の説明も簡単ながらしてくれます。
係の方は部屋へ案内してくれた20代の女性でした。
ここの宿は到着時や予約時など、嫌いな物はないですか?と聞いてくれます。
http://www.hotel-fujiya.co.jp/yumeya/04ryori.html
その理由はこんな感じです。
僕は特にないって言いましたが、オフィシャルページの今月の夕食献立とは内容が若干変わっていました。
( )内は、オフィシャルページの今月の夕食献立。






メニュー表にはありませんでしたが、食前酒もありました。





■前 菜 

赤米あん掛
いかほや和え
あん肝ポン酢
菊お浸し(柿素)
柿の胡麻和(柿梨胡麻和え)

蓋を開ける前の写真は少し食べてから撮りました。
赤米あん掛は俵形の左の物。上に湯葉が乗っていて、どちらもおいしかった。
いかほや和えは俵形の中央(2段になってる下)。これもまあまあ。これを食ってたら、ふきやの莫久来と同じ味だったので、ふきやの莫久来はほやの塩辛みたいです。
あん肝ポン酢は俵形の上の物。僕はあん肝が好きなんだけど、このあん肝うまかったなぁ。本当に新鮮な味がした。これなら嫌いな人でもおいしく食べられるのでは?
菊お浸しは味は印象に残ってないけど、作り立てって言うのはよく分かった。
柿の胡麻和もやっぱり新鮮で、胡麻和の分量も自分にはちょうど良かった。
他にもイカやさつま?や銀杏などもありますが、やっぱりどれも作り立てでまあまあでした。
ここの前菜は旨かったです。





■吸 物 
鯛酒むし(土瓶蒸)

ここは女性をターゲットにしている宿なので、
藤井荘のようにコラーゲンが摂取出来る食べ物があるのかも。
これはまあ特別おいしいわけではありませんが、
結構おいしく、この位なら不満はありません。



■お造里 
メニュー表は空白(旬のもの三種)

三種ってオフィシャルページにはあったけど、実際は4種類ありました。
魚の説明は確か受けないで、黒い物が昆布の醤油漬けって言われました。なので、何の魚かは分かりません。
海老とその左(かんぱち?)は、佳松園や佳松並みのお造りでした。
奥と左は白身魚なので分かりづらいのと、特に左は小さく薄いのでさらに分からなかった。
だからこっちは普通かな。
ここまでの料理を食べてみて、この宿料理旨いなって思いました。
ここのところで新米のコシヒカリを食べに来たって言ったら、ご飯を先にお持ちしましょうか?と次のカニと一緒に持ってきてくれました。



■焙 烙 
ずわい蟹

焙烙焼で最初は石が敷きつめられた上に甲羅と足がありましたが、係の方が取り分けてくれました。
前にどこかのレポで焼きガニはタラバって書いたけど、それはズワイで焼くと、身がタラバに比べて薄いので上手に焼かないと水分が飛んでパサパサになるから。
写真を見ても分かるとおりパサパサなので、カニ用のタレ?に付けて食べました。(2〜3種類ありました)
パサパサになってなければ、カニ味噌に付けて食べたのになぁ。
カニ味噌もまあまあでした。
甲羅の中に水が少し見えますが、これは海水なので飲むとかなりしょっぱいです。





■鉢 物 
喉黒大根煮(金池大根と喉黒)

喉黒って初めて食べるからよく分からないけど、焼き方も上手でまあまあおいしかったです。
でも少し魚の脂が多めに感じたので、そういうのが好きじゃない人には合わないかも。
金池大根は、有名なのかな?
俵屋でも聖護院大根っていう大根があったけど、大根だと繊維がしっかりしてるとか、水分を多く含んでるとか、
甘みがあるとかそんな所だと思うけど、はたしてこれがおいしさに繋がるかって言うと僕はほとんど感じません。
だからあんまり僕にはありがたみが分からないんですよね。



■蓋 物 ゆめや饅頭
これは「ゆめや」の名前が入ってるから、この宿の名物だとは思いますが・・
藤井荘名物のポンポン鍋もそうだったけど、食べても別においしくも不味くもなく普通なんですよね。
このゆめや饅頭は、中に里芋とウニが入っています。
どちらも味が付いてないので、あんは結構濃いめに作られているようです。
で、あんがほとんど掛かっていない衣を食べたのですが、この衣も濃いめでした。
あんも衣もどちらも濃いので、どちらをメインにしたいのかがイマイチ分かりません。
この濃さなら両方を薄くするか、あんだけを抑えるかにした方がおいしいと思いますが・・・
宗園の椀物で巾着みたいになって饅頭っぽいのがあったけど、あっちはおいしかったので、あんな風だったら良かったのに。
もし自分が再訪したら、このゆめや饅頭は外すかなぁ。
他の料理に比べると僕には劣ったので、それなら前菜くらいの物が食べたいなぁと。
でもこのゆめや饅頭はかなり前からあって今でもメニューに組み込まれているので、人気は高いのかも。



■強 肴 
村上牛 地物やさい (村上牛と浅田さんちの野菜網焼)

佳松の肉に味が結構似てました。
この味は誰もがおいしいって感じるとは思いますが、癖がないので絶品に感じる人もほとんどいないかなぁ。
野菜も少し焼いてあるのですが、野菜の甘みが引き出してあって、ちょうどいいくらいに焼けてました。
黒いのはブドウ(巨峰?)。
この巨峰も結構いけました。


■御食事 
メニュー表は空白(魚沼コシヒカリ・香の物・味噌汁)

ここの米は、口に入れると最初味があまりなく、15回ほど噛んでいくと段々うまみが出てきて・・
これって俵屋で感じたのと全く同じ感想なんですよね〜、味もそっくりでした。もしかたしたら、俵屋の米は魚沼産コシヒカリかもしれません。
かなりおいしいとは思うのですが、やっぱりかわせみや宗園の米の方が僕は好きだなぁ。まあ、好みもあるので・・
吸物は最初はまあまあおいしいなと思ったけど、2回目はややしょっぱく感じた。
理由はたぶん鯛が一回目の時よりも多く入ってたからか、
2杯目に飲んだ時、すでに茶碗で飯を5杯食べていたので余計にそう感じたのかもしれません^^;
香の物もおいしかったけど、ピンクの物はやけにしょっぱかったです。
漬物に関してはあまり文句を言いたくは無いのですが、もう少し薄ければ本当においしかっただけに残念。









■デザート
左下が梨の上に柿。右下がサツマイモチップス?。
上の段は忘れた。

ここの料理はかなりおいしいんじゃないでしょうか。
料理人の腕はふきやと同じか少しいいくらいだと思うのですが、使ってる物がかなりいいみたいです。
と言うわけで、掲示板にかわせみと佳松に次いで3番目って書きました。
あと少しだけ気になったのが、しょっぱい&濃いめの味付けが少し多いかなぁと・・
カニは海水だから仕方ないとして、ゆめや饅頭、2回目の吸物、香の物がそうだったので。
新潟辺りだと農家が多いので、農家は汗をかくから塩気が強い物が好きな方が多く、そういう味付けになってしまうのかもしれません。だからこれはこれで仕方ないのかもしれません。
あと気になったのが、食事を運ぶペースですね。デザート前までを食べ終わったのが70分で、少しペースが速かった。
吸物とお造りを7割くらい食べてるところでカニとご飯が届き、カニを食べるのに時間がかかったので完全に遅れたのですが、
それ以降もカニの時に遅れた分だけ、最後まで均等に持ってくるのが速かったです。
ここが2万以下の宿なら文句もないのですが、やっぱり値段も高いことだし、気付いてペースを合わせて欲しかったなぁ。
それにせっかく作りたてを持ってくるのに、すぐに手が付けられないからもったいなかった。
ただ僕は写真を撮ったり、ご飯を途中でもらってお櫃のお代わり4杯分も食べながら料理を食べていたので、遅れたって言うのもあります。
他には、高級旅館だけあって音を立てないで運んでくれるのですが、最初だけ「失礼します」と言ってから戸を開けたのですが、
それ以降が「失礼します」と同時に戸を開けるから2回ほどびっくりしました^^;
この事を宿のアンケートに書いておいたら、数日後、その係の方からお詫びととてもありがたいアンケートだったと言うような返事が来ました。
僕はアンケートを書くとどこの宿でも良いところと悪いところを何かしら書くのですが、わざわざ返事を書いてくれたのは初めてでした。


■朝食 100点
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朝食は個室か宴会場になります。
全10室の宿で個室は4か6(どっちか忘れました)なので、早い者勝ちです。
僕は予約の時に個室だったら泊まりに行きたいと言っていたので、個室になりました。





個室はリビングもあって、普通の客室として出せるんじゃないの?って思ったほど、良かったです。
でもここは昼食客を受け入れているので、それ用にリビングなどを作ったっぽいです。
運んでくれたのは昨日の係とは別で20代の満面の笑みの女性と30代の電話の女性でした。
ちなみにここは扇やのように女性従業員は袴をはいています。








料理の内容は皿が5つありますが、どれも手を抜いてるような感じはせずおいしかったです。
漬物だけはやはり少ししょっぱいですが、それ以外の物でしょっぱい&濃く感じた物はありません。
左下の茶碗蒸しは玉子料理で、温泉玉子など6種類の中から選べます。






豆腐は豆乳豆腐で画像の他にお代わりが2杯分ありました。

味噌汁は結構おいしいなぁと思ったら、自家製味噌を使ってるそうです。
行ったあとに90点以上の本を読んでいたら書いてありました。やっぱり味付けのセンスはかなりいいと思います。
味噌汁は宗園の次くらいに好きかな。
オフィシャルページには朝食の味噌汁が選べるって書いてありますが、選べませんでした。
でも10室くらいの宿で味噌汁をわざわざ選べるようにする必要は無いかなぁ。



ハタハタは焼きたてを持ってきてくれ、焼き方も上手です。
ハタハタは俵屋以来で2回目になりますが、僕はあまり好きじゃないかも^^;








デザートは梨、
コーヒーセットは最初から置いてあります。






デザートの頃に布団をどうするかとご縁結びのお結びのお土産を頂きました。

ここの朝食が本当に4,200円するなら、点数は100点ではないのですが、いつもの内訳が分からない料金体系だと100点の内容なので100点にしました。

■従業員 90点
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厨房には男性もいると思うのですが、男性従業員には1人も会いませんでした。
会ったのは3人だけで、20代2人と30代1人です。
どなたも笑顔で丁寧に応対してくれますが、その中でも30代の女性が一番応対は良かったです。
次が朝食に1回だけ運んできた女性で、最後が夕食の係の子でした。
夕食の係の方は、かわせみの係の方と同じくらい何か話しかけてもしゃべってくれなかったなぁ。
笑顔だから感じは良く、かわせみの係の方よりはしゃべろうとはしてくれるのですが・・
あと、内湯は温泉ですか?とか変な質問をしたり、他の部屋も見せて欲しいとか言ったからなのか、
途中からなんかの調査員と勘違いされていたかもしれません^^;
なんとなくそんな感じがしました。
あと書き忘れてましたが、晴れていれば車の洗車サービスがあります。

チェックアウト後、車まで見送ってくれ、見えなくなるまで見送ってくれました。


■感想
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ここのコスパはふきやと同じくらいで少しいいくらいです。
と言ってもこの辺の値段になってくるとコスパがいいのか悪いのかは重要じゃなくて、
それよりも何かにどれだけ満足したかで決まってくるんですよね。
佳松、ふきや、ゆめやとどれも31,500円で泊まりましたが、この3軒は人によって一番いい所が変わるのではないでしょうか。
僕は料理がとにかく気に入って他の内容もまあまあだったから、佳松が一番気に入っているのですが、おそらく女性だったらこのゆめやが一番気に入ると思います。
風呂が好きな方だったらふきやになるでしょうか。
この3軒だったらどこに行ってもハズレは無いです。
ゆめやは女性グループを意識しているような感じなので、色々な物が選べたりします。
それに味わい倶楽部と言うのもたぶんほとんどが女性でしょうから、味付けは女性好みに作られているかもしれません。
この宿も1回は行っておいた方がいい宿だと思います。
紅葉の時期ならまた泊まりに行きたいと思いました。
僕が再訪したい順番は、佳松>ゆめや>ふきやです。

☆☆おまけ☆☆

■昼食
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雨が降っていたので、昼食もゆめやで食べました。


普通なら弁当スタイルなのですが、
わざわざご飯をお櫃で味噌汁もお代わり出来るようにして部屋で食べさせてくれました。
料金は2,415円です。

■ゆめや倶楽部
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一回宿泊するとスタンプ2個、日帰り利用でスタンプ1個。
3ポイントでオリジナルグッズ、5ポイントで利用券5,000円分、10ポイントで利用券10,000円分。
日本の宿を守る会のスタンプも押してくれるので、日本の宿を利用する人はここに何度も行くとお得かもしれません。
他にチェックアウトが12時になるなどの特典もあります。

【ゆめや 前編】

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