老神温泉 仙郷
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群馬県沼田市利根町大橋2-1
TEL:0278-56-2601/FAX:0278-56-2605

【仙郷 後編】

群馬県の老神温泉 仙郷に行ってきました。
日本の宿のプラス1キャンペーン(1泊するとスタンプ2個)で当日の午前中に予約。
料金は、21,150円でした。



宿には13:10頃に到着。
(イン13:00 アウト11:00)
到着すると、駐車場を掃除している50代くらいの男性がいました。名前を告げると、名簿に無いらしく?、フリーのお客様ですか?と。
フリーだから飛び込みの客かなと思って、午前中に朝日旅行を通して予約したって言うと・・・
フリーのお客様ですねって^^;
意味が分かりませんでした。

あとで聞いてみると、フリーのお客様って言うのは、前日に準備をするため、前日までに予約したお客以外の事を言うそう。



荷物を少し持ってもらい中に入ると、まずロビーの椅子に座り、抹茶を飲みながら、宿帳記入。その後、部屋に向かいます。
案内してくれたのは、20代の女性でした。
途中で、屋根の上に登って屋根に付いた苔を落としていた人が居ましたが、その方が女将だったそうです。
着いてから、3時間くらいやってたかな?端の見えないところまで掃除していました。
部屋に着くと、足袋の選択、浴衣のサイズ合わせ、お茶煎れ(希望)、説明などがありました。
前回の事を話していて、前回の係の方の話で軽く盛り上がりました。

参考までに・・・館内の見取り図はコチラをクリック!


◆部屋 90点
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部屋は503、梅枝という部屋でした。


(部屋の写真は鍵の画像以外、前回の405の部屋です。内容と眺望はほとんど同じ。)


広さが10畳+2〜3畳ほどの広縁+1〜2畳ほどの踏み込み。掛け軸は確か、大女将の手作りだったかな。



その他にユニットバスとウオシュレットのトイレ付き。トイレには小さいながらも手洗い場所が付いています。




花は入り口と床の間の2カ所にありました。
ここは館内の至る所にも生花があるのですが、どこも凝っています。
(ちなみに左の画像は館内にあった生花です)

眺望は、田園風景と点在する民家かな。あとやや遠くにお城のような建物があって、それは旅館だそうです。初回は木が枯れてたし大したことなかったけど、再訪は田園風景がきれでよかったです。

防音は、前回も今回もほとんど気になりませんでした。会話は気にならず、物音が時々わずかにしたくらい。




部屋は新しいわけでもないけど、眺めもまあまあだし、お茶が色々あったり、くつろげます。


◆風呂 95点
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夕食時か深夜か忘れましたが、男女交替あり。それぞれ、内湯1、露天1、サウナがあります。
内湯は片方が木、片方が石、露天はどちらも石です。誰もいなかったので、写真を撮りました。

造りは写真を参考にして下さい。


石の内湯の方


木の内湯の方

お湯は、無色透明、ややつるつるする程度。おそらく循環かな。石の内湯だけ、かなり強い塩素臭がします。
普通は塩素臭がしても最初だけなのですが、ずっと塩素臭を感じました。

脱衣所には、タオルとバスタオルが常備、鍵付きのロッカーもあります。





冷水器は、エレベーター手前の待合所にあります。


ここのお湯は大したことありませんが、造りはかなり好きです。ただ塩素臭が強烈なのは、改善して欲しいかな。
あと、石の内湯の方には、洗い場に鏡が全くないのでそれも少し不便かも。(木の内湯の方には、小さな鏡がいくつか置いてあります)


◆接客 95点
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出会った従業員は男性よりも女性の方が多かったです。
係の方の話だと、20代は私と若女将の2人だけみたいなので、全体的には中年層が多いのかな。
会話もしてくるし、礼儀作法みたいな物もきちんとしてるし、特に不満はありませんでした。
印象に残ったのは、女将さんが屋根に登って掃除をしていたことでしょうか。
やっぱり女将自ら、従業員がやりたがらないことを実行してくれると、好感が持てます。
宿泊日はパートにしか見えなかった女将が、翌日は白い着物を着ていて、一目で女将だと分かりました。
館内の花も女将が飾っているそうですし、多才な女将さんみたいです。
帰りには、夕食が忙しくてお世話があまり出来なかったとのことで、若女将からリンゴパイをお土産に頂きました。


【仙郷 後編】

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